審美歯科の基準
ミッドライン
上あごの左右の中切歯が接する縦のラインを正中線といいます。
この正中線が歯がねじれていたりすることによって斜めに傾斜していたりすることがあります。このように正中線が垂直でないと審美歯科的な美しさが損なわれてしまいます。
正中線が垂直であることが審美的歯科な美しさの基準となります。
左右の歯の高さを結んだラインに対して垂直であることも大切です。
なぜなら、人によっては左右の歯の高さが同じではない場合があるからです。
その場合には理想的には左右の歯の高さを揃えるのですが、それができない場合にはそれに合わせて正中線を垂直にすることが大切なのです。
歯の正中線と顔の中心線の多少のズレは審美歯科的に問題となりませんが、歯の正中線が傾いていることは審美歯科的に大きな問題となります。
Fig.3 Midline
実際にあなたの歯を鏡で見てチェックしてみましょう
□正中線が左右の歯の高さを結んだラインに対して垂直になっていますか?
□歯の正中線と顔の中心線が大きくずれていませんか?