審美歯科の7つ道具 ~その2~
審美性の高い治療の1つの条件として、私は「歯並び、歯の形、歯の色が患者様の顔と調和してるかどうか」が大事だと思います。
いくらキレイな詰め物・かぶせ物だったとしても、その患者さんの表情、笑顔、肌の色、顔の形等、患者さんの顔に調和してなければ、美しいとはいえないのではないでしょうか。
そして、本当に審美性の高い治療であれば、治療が終わって詰め物・かぶせ物が入った時に今までは発揮されてなかった患者様本来の美しさが引き出されていると思うのです。
私はそんな患者様本来の美しさを引き出す治療こそが審美治療だと思っています。
その患者さんにはどのような歯の並び、歯の形、歯の色が一番、理想的なのかを客観的に判断するためには患者様の写真が必要なのです。
単に写真を撮るのとは違います。
・患者様が普通にしてる時の顔
・患者様が自然にほほ笑んだ表情
・患者様が自然に大きく笑った表情
・患者様の自然な肌の色、歯の色
(蛍光灯の下で撮ると青白くなるし、白熱灯の下で撮ると赤っぽくなるので自然な色の写真を撮るのは難しいのです)
これらを撮らなければいけないのです。
写真というのは撮るのは簡単ですが、その本当の姿を映し出そうと思ったら本当に難しいのです。
【普通のデジカメで撮った写真】 | 【フォトスタジオで撮った写真】 | |
だからこそ、私は医院にフォトスタジオを作ったのです。
フォトスタジオには以下のようなこだわりがぎっしり詰まってます。
こだわりのフォトスタジオ
使用しているストロボ
プロ仕様のストロボが3つ設置してあり、撮影の際は2方向からストロボの光が当たることで、外の天気、光の条件に左右されずに常に高いクオリティの写真が撮れるようになってます
片山写真館 館主
山口睦男先生
3種類の背景の写真
フォトスタジオを作るのに軽く100万円はかかりました
このフォトスタジオがあるからこそ、私はその患者様本来の美しさを引き出す理想の歯並び、歯の色、歯の形を実現する審美歯科治療ができるんだと思います。
クリニック内に設置してある 写真スタジオの設備です。 |
実際に私が 写真を撮影してるところです。 |
フォトスタジオで 撮影した写真 |
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