審美歯科の基準
インサイザルエッジポジション
切縁の位置は、FとVの発音時に下口唇のドライウェットラインに軽く接触するという条件により、決定することが出来る。
形態的な原則もまた、長さを決定するのに役立つ。
また、唇舌的な傾斜は正しいリップサポートと切縁の唇舌的な位置により決定される。
切縁の位置はアンテリアーガイダンスと唇舌面のカンツアーにも影響を与える。
これらの要素は審美的にも機能的にも最重要である。
正しい切縁の位置は、切歯の見え方、Fの発音、咬合平面との関係により決定される。
インサイザルエッジポジションは、唇面の隣接面ラインアングルに関係し、エマージェンスプロファイルと唇面のカンツアーに影響するため明確に決定しなくてはならない。